パソコン環境について(2013年2月修正)

  1. いきさつ

    入社以来仕事でパソコンを設計していたため家に帰ってまでパソコンに向かう気がしなかったということもあって、自宅にパソコンを買ったのは92年になってからでした。目的はパソコン通信とゲームでした。とは言っても完成品をただ買ってくるのではおもしろくありません。ちょうど当時DOS/Vマシンが盛り上がり始め、ボードを組み合わせてパソコンを作るのがはやり出しました。私もこれは面白いと思い、アメリカに赴任していた知人にマザーボードを買ってきてもらったり、秋葉原でジャンクを仕入れてきたりして格安の486マシンを組み立てました。CPUは486DX−33MHz、メモリーは16MB、HDDは540MBでした。

  2. 発展

    その後486DX2−66MHzを80MHzにクロックアップしたり、当時最速のディスプレイカードだった Dimond Viper VLB を買ったりしてそれなりの性能を出していました。当然CDROMもサウンドカードも装備して、マルチメディアパソコンの走りでした。

  3. ステップ2

    しばらくの間変化はありませんでしたが、96年始めになってだいぶペンティアムが安くなってきたので、CPU、マザーボード、メモリー、ディスプレイカードを買い換えて一気にグレードアップしました。以下に当時のスペックを示します。

  4. ステップ3

    97年の暮れに知人からPENTIUM II と32MBのSDRAMを3枚譲り受けたのを機に、マザーボードとケースを新調してグレードアップしました。

  5. ステップ4

    98年暮れまでにCPU、HDD、VIDEOカード、モデムを入れ換えました。

  6. ステップ5

    99年7月までにCPU、HDD、メモリー、マザーボード、サウンドカード、プリンターを入れ換え、さらに念願のISDNを導入。ダイヤルアップルーターとLANカードを購入しています。

  7. ステップ6

    2000年12月までにCPU、HDD、メモリー、マザーボード、グラフィックカード、モデムを入れ換え、さらにDVDROMドライブ、フラットベッドスキャナを導入しました。

  8. ステップ7

    2001年6月に念願のADSLが開通。ブロードバンドルーターを導入し、CPUをアップグレード、CD-R/Wドライブを追加しました。

  9. ステップ8

    VIDEOカードとマザーの相性が悪いのかときどきハングするため、VIDEOカードを入れ替えました。さらにフィルムスキャナとプリンターを最新機種に更新しました。2001年11月現在は下記のようになっています。

  10. ステップ9

    2002年10月にディスプレイをNANAOの21インチCRTに交換。キーボードを定評のあるIBM製にしました。2003年2月にはようやくPentium4化を果たし、マザーボード、メモリー、HDD、ビデオボード、ケースを一気に交換しました。HDDはオンボードのRAIDコントローラに接続しRAID 0のストライピングで高速化を図っています。

  11. ステップ10

    CCCDを安定して読み取るため2003年8月にCD-R/Wドライブを交換。2003年11月にはプリンターを入れ替え、再度グラフィックが不安定になってきたので交換。さらにPCでTVを視聴するためにTVキャプチャボードを導入しました。また、ADSLのマルチセッション対応のためMODEMとルーターを2003年12月に交換しています。

  12. ステップ11

    Software RAIDは性能がいまいちなのと起動に時間がかかりすぎるのでHDDを1台だけに変えました。合わせてSCSIを廃止。流行の静音化を行い静音電源ユニットとCPUの水冷ユニットを導入してます。インターネットラジオの128kbpsは意外にいい音だとわかり、小型のHiFiスピーカーとスーパーウーファーを新規購入、デジタルアンプのKITを作ってBGMを楽しんでいます。2004年6月に一気にやりました。

  13. ステップ12

    DVDマルチドライブの高速化と価格低下が進んだので05年2月にDVD-R/Wドライブを導入しました。アンプとスピーカーは良くなったものの今度はマザーボードのオーディオ回路に不満がつのり、定評のあるONKYOの高音質サウンドボードを05年4月に導入。透明感と厚みのある音に感激です。全体として下手なミニコンポよりもずっといい音になり満足しています。

  14. ステップ13

    2007年2月に待望のWindows Vistaがリリースされました。新しもの好きの私としても放っておく訳にはいかなくなりました。そういえばPentium4を導入してから4年間CPU、マザーボード、メモリーは据え置いたままになっています。近年ではめずらしいかもしれません。ということで一念発起して貯金を取り崩し(^^;、07年2月25日に一気にVista用のマシンを組みました。周辺機器が微妙に変化してありますが気にしないでください。


    この状態でVistaのエクスペリエンスインデックスは以下の通りです。サクサクと動いていてストレスは全くありません。


    XPマシンはそのままの状態で残してあり、アプリケーションや周辺機器のVista対応が完了するまでサブとして稼働させています。

    VISTAをSP1にしてインデックスを取り直したらなぜかゲーム用グラフィックスが5.5から5.8になりました。(2008年3月)

  15. ステップ14

    実家にIP電話が導入されたのでこちらでもIP電話を入れました。これにともない2008年2月にROUTERを変更しました。項目にマウスを追加しました。(2008年5月)

  16. ステップ15

    デジタル一眼レフカメラを購入して写真のレタッチを行う機会が増えました。作業領域を広くしたかったのとある程度基準となるディスプレイが必要になり、2008年7月に20インチワイドのLCDモニターを導入しました。HDCP対応になったので翌8月に地デジチューナーボードを追加しています。撮影後のファイルが増えてくるとDドライブの残り容量が逼迫してきます。2009年1月にマザーボードに残っていたSATAポートを使ってHDDを増設。500GBx2台をRAID1にしています。

  17. ステップ16

    Windows 7 が出てからしばらく経った2010年4月。ようやくパソコンを更新するめどが立ち、三年ぶりに手をつけました。CPUはコストパフォーマンスのいいIntel Core i7の860、マザーボードは定番のASUSですがUSB3.0とSATA3に専用ブリッジチップを搭載したEVOを使いました。メモリーは8GB搭載しています。グラフィックは3Dゲームをやるわけではないので値段がこなれたミドルレンジのnVIDIA GeForce9800GT(75Wタイプ)を選びました。ドライブはSSDを検討したものの予算の都合でSATAのHDDをシンプルに1台のみ使用しています。データ記録用として2TBのHDDを2台RAID1で使っています。オーディオボードはたまに音が出なくなったりしていたので新たにSE-200PCIを導入しました。今までのXPマシンとVISTAマシンはそのままの状態でキープしますので、ケースと電源も新調しています。ケースは作りの良さで定評のあるAntecのP183にしました。優れたエアフローと静音性、拡張性を兼ね備えています。電源には80PLUSのGOLDを取得している高効率のENERMAXを入れて多少なりとも省エネに配慮しています。全体としてはバランスの取れた高性能かつ静かなパソコンになったと思っています。


    この状態でエクスペリエンスインデックスは以下の通りです。HDDのシングル動作が足を引っ張っています。


  18. ステップ17

    システムのパフォーマンスには取り立てて不満はないものの、インターネットへのアクセスが滞ることがありいろいろ調査してみたものの原因がつかめません。SSDの価格がこなれてきたこともあり、ドライブを入れ替えてOSをクリーンインストールし再構築しました。2012年11月にIntelの335(240GB)をCドライブに入れ替えて、接続は6Gbps対応のSATAポート(Marvelチップ)に接続します。データ用のドライブはRAID0をやめて外付けのUSBHDDにBackupするように変更。2012年4月にフレッツ光を導入したのに合わせてWiFiルーターを入れ替えています。オーディオ系は音質向上のためにUSBDAC内蔵の外付けアンプを新たに購入しました。


    この状態でエクスペリエンスインデックスは以下の通りです。HDDが大きく向上しました。


  19. ソフトウェア

    上記のハードウェアに、Windows 7 Ultimate をインストールしています。現在使用している主なアプリケーションを紹介します。